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セラミック矯正はやばい?やらなきゃよかったと後悔する人が多い理由

25.12.26

 

短期間で芸能人のような白い歯を手に入れられると謳われる「セラミック矯正」。その一方で、ネット上には「後悔」「やばい」「やらなきゃよかった」「口臭」といった不安になる文言が多数見られます。

 

セラミック矯正の広告文には記載されない、そのリスクについて不安を感じている方は非常に多いのではないでしょうか?

 

本記事では、セラミック矯正が「やばい」と言われる理由を医学的根拠を元に、初心者の方にもわかりやすく解説します。一時的な見た目改善の引き換えに、失うものの大きさを正しく理解し、後悔のない選択をするための判断材料としてください。

【監修医師】北原 信也
【監修医師】北原 信也日本大学松戸歯学部卒業。開業医のもとで研鑽を積み、港区で開業、港区で11年、銀座で10年の診療の後、東京八重洲に専門歯科医でのチーム診療をコンセプトとした「ノブデンタルオフィス」を開院。所属(一部):日本大学松戸歯学部 客員教授昭和大学歯学部 客員教授日本大学歯科部 講師

改めて、セラミック矯正とは

 

セラミック矯正とは、天然の歯を削って土台(支台歯)を作り、その上にセラミックの被せ物(クラウン)を装着して歯並びをキレイに見せる審美治療のことです。

 

名前に「矯正」とあることから誤解されがちですが、医療分野において自分の歯を動かす「歯列矯正」とは異なり、健康な歯を削る「補綴(ほてつ)治療」に該当します。

 

主な利点は、一瞬でキレイな見た目の歯を手に入れられるところにありますが、歯を削る量が多く不可逆的(元に戻せない)という大きな欠点も持っています。そのため、安易に選択すると将来的に歯を失うリスクがあることを考慮しなければなりません。

セラミック矯正がやばいと言われる理由

 

セラミック矯正が「やばい」「やらなきゃよかった」と言われる理由は、主に次のとおりです。

 

  • 健康な歯を削る必要があるから
  • 歯の寿命が縮まるから
  • 知覚過敏のリスクがあるから
  • 虫歯・歯周病のリスクがあるから
  • 口臭悪化のリスクがあるから
  • 噛み合わせが狂うことがあるから
  • 壊れる可能性があるから
  • 再製作時の負担が大きいから

 

健康な歯を削る必要があるから

セラミック矯正では、虫歯でもない健康な天然歯を大きく削らなければなりません。

 

被せ物を装着するためには、歯の全周を1.5〜2.0mm程度削り取る必要があります。この過程で、歯の表面を覆うエナメル質の大部分が失われ、その内側にある柔らかい象牙質が露出することになります。

 

エナメル質は外部の刺激や細菌から歯を守る役割を果たしていますが、これが無くなり象牙質が露出することで、歯は酸や外部刺激に対する防御力が著しく低下します。さらに回転を加える等、本来の歯とは異なる方向へ被せ物を装着する場合、削る量はさらに増え、歯の大部分を失うケースも少なくありません。

 

もちろん歯を削る処置は慎重に行われますが、健康な歯を犠牲にして人工物を被せる行為は取り返しがつかないことである、いうことは念頭に置いておきましょう。

 

歯の寿命が縮まるから

歯を削る行為は物理的なダメージだけでなく、歯の寿命そのものを縮めるリスクも伴います。特に問題となるのが「抜髄(神経を抜く)」処置です。

 

大きく傾いた歯やねじれた歯をセラミックの被せ物で真っ直ぐに見せるためには、歯を大幅に削る必要があり、その過程で神経が露出したり、削る際の熱で炎症を起こしたりするリスクが高まります。そのため、セラミック矯正では神経を抜く処置がしばしば行われます。

 

しかし、ある研究では被せ物のために削られた歯の約3%〜25%が、後に歯髄壊死(神経が死んでしまうこと)が発生することが報告されています。神経を抜いた歯は血液供給が断たれるため、栄養が行き渡らず枯れ木のように脆くなります。

 

また別の調査では、被せ物をした歯の寿命の中央値は約11年〜20年程度という報告もあり、天然の歯と比較すると、その寿命は明らかに短い傾向にあります。結果的に抜歯に至るようなケースも多く、長期的な視点で見ると多くのリスクが隠れていることがわかります。

 

参考:ResearchGate, PubMed

 

知覚過敏のリスクがあるから

神経を残してセラミック矯正を行った場合でも、知覚過敏のリスクが懸念されます。

 

歯を削って象牙質が露出すると「象牙細管」と呼ばれる微細な管を通じて、冷たいものや温かいものの刺激が直接神経に伝わりやすくなります。刺激を抑えるために最終的には接着剤で密閉されますが、接着不備や経年劣化によって隙間が生じれば、強い痛みを伴う知覚過敏に悩まされることになります。

 

痛みが治まらない場合、せっかく装着したセラミックの歯を一度壊し、神経を抜く処置を行った上で再度被せ物をする処置が必要になります。当然ですが、これは患者にとって経済的にも身体的にも大きな負担となります。

 

虫歯・歯周病のリスクがあるから

セラミック矯正後の歯は、虫歯や歯周病にもなりやすくなります。

 

被せ物の歯は天然歯と一体化するわけではなく、ミクロ単位の段差や隙間が必ず生じます。この隙間はプラーク(歯垢)が溜まりやすく、なおかつ歯ブラシの毛先が届きにくい場所となります。そのため、被せ物の内部や縁から虫歯になる「二次虫歯」のリスクが常に付きまといます。

 

ある研究でも、被せ物の歯は天然歯に比べて二次虫歯の発生率が高いことが示されており、これが原因で被せ物のやり直しや抜歯の主な原因の一つとなっています。見た目はキレイでも、歯茎の下では炎症が進行し、気付いた時には手遅れになっているケースも少なくありません。

 

参考:PMC

 

口臭悪化のリスクがあるから

セラミック矯正後に「口臭が気になるようになった」という悩みは頻繁に聞かれますが、これは前述の内容と密接に関連しています。

 

前述のとおり、被せ物と天然歯の隙間には細菌の塊である「プラーク」が停滞します。セラミック自体は汚れが付きにくい素材ですが、その境界部分に溜まった汚れが発酵・腐敗し、口臭の原因になる成分を発生させます。

 

さらに慢性的な歯肉炎が起きている場合は、歯茎からの出血や排膿(膿が出ること)が生じ、これが特有の生臭い口臭の原因にもなります。

 

キレイな歯を手に入れたにも関わらず、人との会話で口臭を気にするストレスの方が大きくなってしまう、という本末転倒とも言える事態ですが、この悩みを抱える方が多くいるのが事実です。

 

噛み合わせが狂うことがあるから

歯列矯正は噛み合わせ改善も考慮するのに対し、セラミック矯正は見た目の改善を最優先します。

 

歯の位置を無視し、被せ物の形だけで歯並びを整えると上下の歯の位置関係が狂い、特定の歯だけに過度な力がかかることがあります。このような噛み合わせの狂いは顎関節症や筋肉痛、頭痛などを引き起こす原因となります。

 

また、使用するセラミック材料の硬さも懸念点となります。特に近年主流のジルコニアは天然歯よりも硬度が高く、噛み合わせの調整が不十分な場合は対合歯(噛み合う相手の天然歯)を異常に摩耗させてしまうリスクが報告されています。

 

簡単に言えば、被せ物の歯がヤスリのように作用し、別の天然歯にまで悪影響を与える恐れがあり、ひいては口腔内全体の健康バランスを崩す要因にもなり得るということです。

 

参考:The wear of polished and glazed zirconia against enamel

 

壊れる可能性があるから

セラミック製の歯は、永久的に壊れないわけではありません。

 

セラミックは非常に硬い性質を持つ反面、衝撃に対して脆く「割れる(破折)」リスクがあります。特に歯ぎしり・食いしばりの癖がある人の場合、セラミックの一部が欠ける「チッピング」や、全体が割れるリスクが高まります。

 

なお、破損を防ぐために硬い食べ物(氷、飴、煎餅など)を避けるよう指導されることが一般的です。しかし、これは実質的に生涯にわたる食事制限が生まれることを意味し、常に食事内容を気にしなければならなくなります。食生活の質(QOL)に、少なからず悪影響を与えることは言うまでもありません。

 

再製作時の負担が大きいから

セラミック矯正は一生モノではなく、人工物である以上必ず寿命があります。

 

一般的にセラミッククラウンの平均寿命(耐久性)は10年〜15年程度と言われています。この際、10年ごとの再治療にかかる経済的負担はもちろんですが、身体的な負担も軽視できません。

 

特に問題なのが、被せ物をやり直す際に土台の歯を再度削って整える必要がある点にあります。つまり、再治療の度に支台歯は薄く、小さくなっていくということです。これを繰り返すことで、最終的には被せ物を維持できるだけの歯質がなくなり、最後は抜歯に至るというのがよくあるケースです。

 

ちなみに、現在主流のジルコニアセラミックは非常に硬く、除去する際に歯に大きな振動や熱が伝わりやすいことから、そもそも除去自体が困難になるケースもあります。

セラミック矯正の経験者によく見られる後悔

 

実際にセラミック矯正を受けた後、どのような点で後悔する人が多いのでしょうか?典型的な事例としては、次のようなものが挙げられます。

 

  • 理想の見た目にならなかった
  • 口臭に悩まされるようになった
  • 嚙み合わせが悪化し疲れやすくなった

 

理想の見た目にならなかった

最も多いのが「短期間でキレイになれる!」と期待していたのに、仕上がりに満足できないケースです。

 

セラミック矯正では、歯の位置そのものを動かすことはできません。ゆえに元の歯並びが悪い場合、被せ物の厚みで無理やり調整することになります。その結果、歯が分厚くなったり、全体的に出っ歯気味になったり、歯のサイズが不揃いになったりすることがあります。

 

また白すぎる色を選んだ結果、周囲の天然歯や肌の色とマッチせず、口元だけが浮いて見えることもあります。さらに身体的負荷の大きい処置を繰り返した結果、歯の間の歯茎が下がり、黒い三角形の隙間(ブラックトライアングル)が目立つようになるなど、審美的な後悔にも繋がることがあります。

 

口臭に悩まされるようになった

次にセラミック矯正の治療後に口臭が強くなり、対人関係に自信を持てなくなるケースです。

 

原因は前述のとおりですが、被せ物の歯と天然歯にあるミクロ単位の隙間、あるいは被せ物の内部や縁に溜まったプラークの発酵・腐敗、虫歯・歯周病などが臭いの元です。こういった場所は歯ブラシの毛先が届きにくく、場合によっては届かないこともあります。

 

すると当然ですが、入念に歯磨きをしても汚れが溜まり続け、重度の歯周病や口臭へと進行してしまいます。なお、マウスウォッシュという選択肢もありますが、被せ物の状態によっては激痛を伴う可能性もあるため、使用には十分な注意が必要です。

 

嚙み合わせが悪化し疲れやすくなった

最後は、見た目を気にしすぎた結果、機能面(噛み合わせ)が犠牲になるケースです。

 

「前歯が強く当たりすぎて奥歯が浮く」「どこで噛んでいいかわからない」といった噛み合わせの狂いは、食事のしにくさだけでなく、慢性的な頭痛や肩こりといった全身症状につながることがあります。

 

前述のとおり、一度削った歯は元に戻せません。仮に噛み合わせの回復を検討する場合、非常に高度かつ高額な補綴治療が必要となります。こういったことから「最初からちゃんとした矯正歯科で歯列矯正を受ければ良かった…」と、後悔する人が後を絶たないのが実情です。

 

治療のリスクや適応範囲も
\  丁寧に説明します  /

歯の見た目改善も歯列矯正がおすすめ

 

セラミック矯正は、健康な歯を失った上で、様々な弊害に悩まされるリスクが潜んでいます。

 

もし「歯並びをキレイにしたい」「口元の見た目を改善したい」と考えているのであれば、やはり第一選択肢は「歯列矯正」であるべきです。

 

歯列矯正の最大の利点は、健康な歯を削らずに活かせる点にあります。天然のエナメル質や歯根膜は、どんなに高価なセラミックやインプラントでも完全再現することはできません。自分の歯を残すことは、将来的な抜歯リスクを下げ、一生涯自分の歯で美味しく食事をするためにも重要なことなのです。

 

かつて矯正といえば、見た目の悪いワイヤー矯正のイメージがありましたが、現 在は透明で目立ちにくいマウスピース矯正が普及しています。「見た目が恥ずかしい」「費用が高い」という理由でセラミック矯正を検討しているのであれば、マウスピース矯正は見た目と健康を両立する有力候補となります。

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マウスピース矯正経験者100名にアンケート!費用相場とリアルな口コミを公開

実際にマウスピース矯正を経験した100人にアンケートを実施して、かかった費用の総額や満足度などを詳しく調査しました。

 

矯正にかかった総費用のアンケート結果グラフ

 

アンケート内の「矯正にかかった総費用を教えてください。」という質問に対して、最も多かった回答は「20〜40万円」(27%)と「40〜60万円」(26%)でした。
次いで「60〜80万円」(14%)、「10〜20万円」(10%)が続き、全体の平均費用は約51.8万円という結果となりました。

 

一方、アンケート回答で当社の「マウスピース矯正ローコスト」を実際に利用された方に絞って集計したところ、平均総額は39.4万円。全体平均と比べて、約12万円安く矯正できたという結果が得られました。

 

 
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30代 会社員

費用を抑えるために、複数の歯科医院で無料相談を受け、料金を比較しました。必要最低限の処置で済むようにしました。

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20代 会社員

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30代 会社員

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マウスピース矯正は、選ぶブランドによって費用や満足度が大きく変わります。後悔しないためには、料金だけでなく、通院頻度・サポート体制・治療の透明性といった要素も比較することが大切です。
参考:マウスピース矯正おすすめブランド13選|各社の料金・期間を徹底比較

 

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