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マウスピース矯正は目立つ?目立たない?目立つ原因と予防策を解説

25.10.06

 

「マウスピース矯正を始めたいけど、装置が目立って周りに気付かれないか心配…」

「目立つという声もあれば、目立たないという声もあって結局どっちなの?」

「目立つ原因やその対処法はあるの?」

 

こんな疑問や不安をお持ちではありませんか?

 

マウスピース矯正は、ワイヤー矯正と比べて見た目に優れ、日常生活でほとんど気付かれることはありません。しかし、使い方や治療の段階によっては、装置が目立ってしまうケースがあるのも事実です。

 

この記事では、マウスピース矯正でも目立ってしまうケースをはじめ、誰でも実践できる防策を詳しく解説していきたいと思います。見た目の不安を解消し、安心して矯正治療を始めるためにもぜひ最後までご覧ください。

マウスピース矯正は目立つの?目立たないの?

 

結論から言いますと、マウスピース矯正は非常に目立ちにくく、裏側ワイヤー矯正に匹敵する程の審美性を持っています。

 

マウスピース矯正の装置は無色透明な素材でできており、厚さも約0.5mmと薄いため、遠目にはほとんど装着していることは分かりません。

 

マウスピース矯正の体験者100人へのアンケート』でも、「透明で目立たず、接客業でも気にならずに装着できました」「見た目が自然で、歯磨きや食事が普段通りにできるのが良かった」といった声が実際に寄せられており、マウスピース矯正を魅力的と考える人は全体の84%にのぼります。

 

ただし、近くでよく見ると完全に透明というわけではなく、光の当たり方や話し方によってはマウスピースの縁が反射して見えることがあります。また、その他の要因でも目立ってしまうことがあります。次項ではその具体例について見ていきましょう。

マウスピース矯正でも目立ってしまうケース

無色透明なマウスピース矯正でも、以下のような状況では装置が目立ってしまうことがあります。それぞれの原因を知っておくことで、事前に対策を取ることが可能です。

 

  • アタッチメントの使用
  • 顎間ゴムの使用(ゴムかけ)
  • マウスピースの変色
  • マウスピースと歯の不一致
  • 抜歯による歯の隙間
  • リテーナーの種類

 

アタッチメントの使用

 

歯に装着する「アタッチメント」により、マウスピース矯正が目立つ場合があります。

 

アタッチメントとは、歯の表面に付ける小さな突起物のことで、マウスピースに力を伝えやすくして歯を効率的に動かす役割があります。

 

素材は歯に近い色のレジン(歯科用プラスチック)でできており、通常はそれほど目立ちませんが完全に歯と同化するわけではありません。特に前歯のような目立つ位置にアタッチメントが付くと、光の加減で白っぽく見えたり、影ができたりして存在が分かることがあります。

 

ただし、アタッチメントを使用するかどうかは、症例や歯科医師の方針によりけりであり、必ずしも使用されるわけではありません。

 

顎間ゴムの使用(ゴムかけ)

 

上下の歯にかける「顎間ゴム(エラスティック)」を使用する場合、ゴムが見えてマウスピース矯正が目立つことがあります。

 

顎間ゴムは噛み合わせの調整等に用いますが、ゴム自体は透明または半透明の乳白色で、ある程度の審美性が考慮されています。ただし、かける位置やゴムの太さによっては口を開けた際に線状に見えてしまうことがあります。

 

顎間ゴムは必要な期間のみ使用するものですが、幸いゴムの太さや色はある程度調整でき、透明度の高い細いゴムを選ぶことで目立ちにくくすることも可能です。それでもゴムかけ中は笑った時などにゴムが見える可能性があるため、接客業など人前に出る機会が多い方は事前に担当医と相談しておくと安心です。

 

マウスピースの変色

 

マウスピース自体が黄ばんだり、変色すると一気に目立ちやすくなります。

 

マウスピース矯正では、基本的に食事以外は一日中マウスピースを装着します。それゆえに唾液や歯の汚れが付きやすく、適切に清掃しないと徐々に透明度が失われていきます。

 

また矯正期間中は食事内容にも気を付ける必要があり、特にコーヒー・紅茶・お茶・赤ワイン・カレーなど色素の強い飲食物を習慣的に摂取すると、短期間でマウスピースが変色する恐れがあるため注意しましょう。

 

マウスピースと歯の不一致

 

マウスピースが歯にしっかりフィットしていないと、マウスピースと歯の間に浮きが生じ、その隙間が目立つようになります。

 

マウスピースと歯の不一致が起きる原因としては、装着時間の不足で計画通りに歯が動いていない場合や、新しいマウスピース交換直後でまだ歯に馴染んでいない場合、装置の破損などが考えられます。

 

このような状態は治療効果にも影響するため、もしマウスピースの浮きに気づいたときは早めに歯科医に相談することが望ましいです。

 

抜歯による歯の隙間

抜歯を伴う矯正治療の場合、抜歯直後の歯の隙間が目立ちやすくなります。

 

マウスピース矯正でも症例次第では小臼歯などを抜歯することがあり、抜歯直後はそこにぽっかりとスペースができるため、笑った時などに「歯がない部分」が周囲から見えてしまうことがあります。

 

特に上顎の小臼歯(前から4番目・5番目)を抜いた場合、横から隙間が見えやすく、治療初期には気になるかもしれません。抜歯で生まれたスペースは歯の移動に準じて徐々に埋まり、平均して半年から1年ほどで大きく目立たなくなっていきます。

 

なお、期間が長いと感じる場合は「ポンティック」という仮歯を入れる処置を検討しましょう。抜歯が必要なケースでも、このような工夫によって目立たないように対応できます。

 

リテーナーの種類

 

矯正治療後に使用するリテーナー(保定装置)の種類でも、見た目の目立ちやすさに差があります。

 

リテーナーは矯正後の歯並びを安定させるための装置ですが、大きく分けて「マウスピース型リテーナー」と「ワイヤー固定型リテーナー」の2つがあります。

 

前者のマウスピース型は、矯正装置と同様に透明な素材で作られており、装着していてもほとんど見えません。ただし、長期間使い続けていると徐々に黄ばみやくもりが発生し、透明感が損なわれると目立つようになります。日々の清掃はもちろん、経年劣化で寿命を迎えた場合は作り替えも必要です。

 

一方、固定式リテーナーには歯の裏側に細いワイヤーを接着するタイプがあり、こちらは前から見てもワイヤーが見えないので非常に審美性に優れます。ただし、取り外し式で表側にワイヤーが通る古典的なリテーナー(ホーレー型など)の場合、前歯部に細い針金がかかるため目立って見えてしまいます。

 

このように、リテーナーも種類によって「見えにくさ」が異なるため、治療後の見た目が気になる方は事前に歯科医と相談してリテーナーのタイプを選ぶと良いでしょう。

 

マウスピース矯正の目立ち予防策

 

前述のような理由でマウスピース矯正中の装置が目立ってしまうことはありますが、いずれも日頃のケアや工夫である程度予防・軽減することが可能です。 具体的には次のとおりです。

 

  • 毎日マウスピースを洗浄をする
  • 歯磨きやフロスを欠かさない
  • 食事内容に気を付ける
  • 禁煙する
  • チューイーを噛む
  • 装着時間を守る

 

毎日マウスピースを洗浄をする

毎日マウスピースを洗浄し、清潔な状態を保ちましょう。

 

流水でマウスピースをよくすすぎ、可能であれば専用の洗浄剤や超音波洗浄器を使って汚れを落とす習慣をつけてください。水洗いだけでは落としきれない細かな汚れや雑菌も、洗浄剤を用いることで除去しやすくなります。

 

こうした毎日のケアによってマウスピースの透明度を維持でき、黄ばみやくもりの蓄積を防ぐことで装置を目立ちにくい状態に保つことができます。

 

歯磨きやフロスを欠かさない

歯磨きやフロス(糸ようじ)、マウスウォッシュといった口腔ケアも、マウスピース矯正を目立たせない重要なポイントです。

 

マウスピース自体の洗浄はもちろんですが、歯やアタッチメントに汚れが残っていると装置の透明度に悪影響を及ぼします。例えば、歯垢や食べカスが歯面に付着した状態でマウスピースをはめると、その部分が白くくもって見える原因になります。

 

特にアタッチメントを使用している場合、素材上どうしても色素が付きやすいため、毎食後の丁寧な歯磨きとフロスは欠かせません。クリニックでの定期クリーニングも併用しながら、自分の歯と装置を常に清潔な状態に維持するようにしましょう。

 

食事内容に気を付ける

矯正期間中は飲食物にも注意し、マウスピースが変色しないように工夫しましょう。

 

基本的に矯正期間中に色の濃い飲食物を摂る際はマウスピースを外すのが鉄則です。前述のとおり、コーヒー・紅茶・お茶・赤ワイン・カレー等は装置を大きく変色させる原因となるため、これらを口にする時は必ず装置を外してください。

 

万一、装着したまま飲んでしまった場合、すぐに水で口をすすぎ、その後できるだけ早く歯磨きと装置の洗浄を行うようにしましょう。

 

禁煙する

紙タバコ・加熱式タバコ・電子タバコによる喫煙を控える、可能であれば禁煙することが推奨されます。

 

喫煙は歯周病などの口腔リスクを高めることはもちろん、マウスピースの黄ばみの直接的な原因になります。矯正期間中はニコチンパッチ(ニコチンガムやトローチは非推奨)を代替品とし、可能な限り喫煙を控えましょう。

 

どうしても吸いたい場合は装置を外し、喫煙後はうがい・歯磨きをした上で再装着し、装着時間(1日20〜22時間)の確保を徹底してください。

 

チューイーを噛む

マウスピースに浮きがある場合、「チューイー」をしっかり噛んで装置を完全にフィットさせましょう。

 

チューイーとは、シリコン製の小さな円筒状の補助具であり、ガムのように噛むことでマウスピースを歯に押し込むことができます。特に新しいマウスピースは、現状の歯並びと形が異なるため浮きやすく、交換直後の2〜3日は意識してチューイーを使うことが重要です。

 

隙間がある状態が続くと、見た目が悪いだけでなく計画通りに歯が動かず治療が遅れてしまうリスクも高まります。1日数回、装着後に数分間ずつチューイーを噛む習慣をつければ、マウスピースの浮きによる「目立ち」はかなり予防できるでしょう。

 

装着時間を守る

指示された装着時間を厳守することも、間接的に装置を目立たせないことに繋がります。

 

マウスピース矯正では通常、1日20〜22時間程度の装着が推奨されています。このルールを守らず装着時間が不足すると、歯が計画通りに移動せずにマウスピースが合わなくなってしまいます。

 

マウスピース矯正の体験者100人へのアンケート』でも、治療期間が延びた原因の第1位が“装着時の不足”であり、「装着時間を守れない日が続き、治療期間が延びてしまいました」「タイマーやアプリで時間管理すればよかった」「外食や旅行で外してしまい、進行が遅れた」といった声が寄せられています。

 

マウスピースが歯に合わなくなれば、前述のマウスピースの浮きを招きやすくなります。体験者の声にもありますが、スマホのタイマー機能や矯正用アプリを活用して装着時間を管理すると安心です。

 

装着時間の厳守による順調な矯正治療は、金銭的にも、時間的にも、見た目的にもメリットがありますので、自己管理を徹底して積極的に治療に貢献しましょう。

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料金は月々3,000円〜、期間は最短3ヶ月。まずはお近くの提携歯科クリニックにて、お気軽にご相談ください。

 

※検診後、マウスピース矯正ローコストを始めない場合は追加で費用は発生いたしません。
※提携先歯科クリニックの診断により、レントゲン等別途費用がかかる場合があります。

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※自由診療となり、保険は適用されません。 ※1日20時間以上、器具を取りつけることで効果を発揮します。 ※マウスピース矯正ローコストに限らず、どの矯正方法においても、歯の動き方や効果の感じ方は個人差があり、満足のいく結果が得られない可能性がございます。