25.12.04
「スマイルモア矯正はやばい」と聞くけど本当？
スマイルモア矯正は、手頃な価格や短期間での矯正が魅力とされる一方、ネットやSNS等で「やばい」という評判を目にして不安に感じている方もいるのではないでしょうか。歯列矯正の治療費は決して安くなく、見た目や健康にも関わるため慎重になるのは当然です。
そこで本記事では、スマイルモア矯正の口コミを良い面・悪い面の両方から紹介し、サービスの特徴や対応可能な症例、さらにご自身に向いているかどうかまで解説。スマイルモア矯正が本当に「やばい」のか、それとも一部の誤解に過ぎないのか判断できるようにしていきます。
目次
まず、スマイルモア矯正の評判について利用者の口コミを調査しました。
Googleマップに投稿されたスマイルモア矯正の各クリニックの口コミを見ると、高く評価する声もあれば、不満や懸念を述べる声もあります。
以下では、良い口コミと悪い口コミの代表例をそれぞれ紹介していきます。
矯正を始めてまだ3週経ったばかりですが、丁寧な説明で進めてくださり、適度な間隔で通えるのでこれからの歯並びが楽しみです。
新しいマウスピースにするたびに、少しキツくてその日の夜だけ少し寝つきが悪いですが、ひどい時は薬を飲んだりすれば全然問題ないです。
あと、同時にジェルも買えばホワイトニングも出来るので、トータルで見ればお安いのかなと思います。
引用元：スマイルモア矯正 新宿駅東口医院
インビザライン矯正で劇的に歯並びが改善しました！
先生の対応も丁寧で安心して通えます。
初めてで緊張しましたが丁寧にお話をしてくれて安心しました
最初は数ヶ月は1ヶ月おきに通っていましたがやっとまとめてマウスピースをもらえました
昨年秋から開始して順調に進んでいます！最初の1週間は滑舌が気になりましたが次第に慣れていきました。土日もやっていて平日も遅くまで予約できるので、平日働いていても通いやすいです。
引用元：スマイルモア矯正 上野マルイ医院
相談の段階から説明や対応が丁寧でした。
マウスピースの付け外しのやり方も教えて貰えるので良かったです。
これらの高評価口コミからは、「説明が丁寧で安心できる」「矯正の効果が感じられる」「仕事をしながらでも通いやすい」など、サービスや治療に満足している様子が伝わってきます。
実際、費用の安さや治療期間の短さに加えて「スタッフや医師の対応が親切」「ホワイトニングも併用できてお得」といった点がポジティブに評価されています。
当日契約させられそうになり、お断りするとスタッフさんの顔色が変わりました。ホワイトニングのジェルも当日契約しかつかないとのことでしたが通っている歯科医院で買った方が安くあまり惹かれなかった。先生と話す時間があまりなかった。5番目までの歯しか動かないそう。広告の17万では治らない。契約の特典は置いておいて矯正カウンセリングは3件ほど行って比較した方がいいと思う。私には合いませんでした。仕上がり60点ぐらいでローン組みたい人向けって感じがしました。スマイルモア矯正ではなく、インビザライン矯正でした。
広告で最短2ヶ月月々3000円でという事でしたが、このコースはマウスピースが少ないので最初から説明されません。実際は1年から2年で月々料金も高額になっていきます。無料相談で概要だけ聞きに行きましたが、その旨伝えても強制的にレントゲンをとられたのが不快でした。また広告内のホワイトニングのプレゼントも当日契約のみです。
下前歯の隙間だけが気になり30万かけて矯正しました。前歯を矯正する兼ね合いで奥歯を削られて奥歯に食べ物がはさまるようになり、前歯は1ヶ月で戻ってしまいました。30万かけて前歯だけでなく奥歯に隙間を作ることになりとてもショックです。
引用元：スマイルモア 大宮アルシェ医院
低評価の口コミからは、「無料カウンセリングの場で契約を迫られた」「広告の内容（低価格・短期間）と実際の説明にギャップがある」「医師と十分に話せなかった」といった不満が読み取れます。
また「治療範囲が奥歯の手前（第5歯）までしか対応しない」ことへの指摘や、「部分矯正のため奥歯を削った結果、別の隙間ができてしまった」「前歯が後戻りしてしまった」といった治療結果への不満も見られました。
これらは、スマイルモア矯正の対応範囲や治療計画の限界、および広告・契約時の姿勢に起因するネガティブな評価と言えるでしょう。
改めて、高評価の声からは「リーズナブルな料金」「短期間の矯正が可能」「説明が丁寧」「通院の負担が少ない」などが、利用者にとって魅力的なポイントになっていることが確認できます。
一方、低評価の声からは「治療できる範囲が限定的」「広告の謳い文句と実際の費用・期間に差がある」「カウンセリング（相談段階）なのに契約を迫られる」「治療した歯は後戻りし、他の歯への悪影響だけ残った」というものでした。
これらを踏まえて分かるのは、スマイルモア矯正は前歯の部分矯正のみの対応であるため、費用は安くなるものの、部分矯正ゆえに対応範囲が狭いのが最大のデメリットと言えます。
前歯のみの部分矯正に特化しているということは、極端な言い方をすれば「軽度」の不正咬合のみに適しているということです。例えば、出っ歯の原因が全体の噛み合わせにあるような「中等度」の症例、抜歯によってスペース確保が必要な「重度」の症例に対しては、決して適した治療内容とは言えません。
また、一部の口コミにあった「広告の17万円では治らない」「月々3,000円～は分割払い時の一例」という点についても、公式サイトには費用18.7万～42.9万円（税込）が基本であり、「月々3,000円～」は軽度症例をデンタルローン分割払いした場合の目安として記載されているものです。
総じて、「前歯だけちょっとしたズレを直したい」という方には適していますが、噛み合わせの改善や横顔のバランス（Eバランス）改善まで望む方には不向きと言えるでしょう。
出典：スマイルモア矯正
スマイルモア矯正は、上下前歯12本に特化したマウスピース矯正の治療提供サービスです。
誤解されがちな点としては、スマイルモア矯正は歯列矯正クリニックそのものでも、マウスピース矯正ブランドでもありません。治療は提携クリニックで行われ、装置も自社オリジナルのものは保有しておらず、国内外の既存メーカーのものを使用します。あくまでもサービス提供をする会社の立ち位置です。
なお、運営会社である株式会社スマイルモアは、2024年4月に設立された比較的新しい企業です。マーケティング力を駆使して提携医院数を急速に拡大し、わずか数ヶ月で全国80医院、現在は100医院を突破するという驚異的なスピードでサービス拡大を遂げています。
スマイルモア矯正の最大の特徴は、一つのブランドに固執せず、症例や患者の希望に応じて複数のマウスピース装置を使い分ける点にあります。具体的には、以下の3つの主要ブランドを採用しています。
このように実績豊富なブランドを採用している点は評価できますが、重要なのは「どのブランドを使うか」以上に「誰がどのように治療計画を立てるか」です。
スマイルモア矯正のスキームでは、提携医院の歯科医師が診断を行いますが、医師によって得意とするブランドや治療方針が異なる可能性があります。ゆえに、あくまでも「有名ブランドのマウスピースを安価に提供する枠組み・サービス」であることを理解しておく必要があります。
スマイルモア矯正では、上下前歯12本の部分矯正に対応しています。
具体的には、八重歯や叢生（ガタガタの乱ぐい歯）、出っ歯や口ゴボ、すきっ歯、開咬（前歯が閉じない）、正中線のズレ、過蓋咬合（深い噛み合わせ）など、主に前歯部に関する不正咬合です。
前述のとおり、奥歯を含めた全体矯正ではないため、噛み合わせ改善や各種機能改善、骨格性の不正咬合、抜歯が必要なケースには対応していません。
|
時期 |
項目 |
費用 |
|
治療前 |
初回カウンセリング |
無料 |
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精密検査・診断料 |
無料 ※クリニックによって有料 |
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治療中 |
基本料金 |
18.7万～42.9万円（税込） |
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調整料・再診料 |
無料 ※クリニックによって有料 |
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ホワイトニング |
無料 ※当日契約の場合のみ |
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治療後 |
保定装置（リテーナー）代 |
有料 ※基本料金に含まれない |
|
調整料・観察料 |
有料 ※基本料金に含まれない |
スマイルモア矯正での治療費は、公式サイトによると総額18.7〜42.9万円（税込）とされています。
料金体系は3プランで分かれており、具体的な料金は次のとおりです。
※注）公式サイトは税抜表記であり、上記は消費税10％の税込価格です
※月額料金はデンタルローンに加入した場合の目安金額です
重度症例と診断された場合については、料金ページに「個別見積もりの上最大100万円程度となる可能性があります」と記載されてあるとおり、サービスの枠組みから外れて個人治療（検査料などを自己負担）になる可能性があります。
また、治療後の費用については基本料金に含まれていない点に注意が必要です。歯列矯正は治療後に行う保定期間も非常に重要であり、正しく保定を行わないと動かした歯が「後戻り」してしまいます。
本来、保定期間を含めて歯列矯正と言いますが、スマイルモア矯正では保定期間を含む治療後の対応は提携クリニックに全て委任しているような形をとっています。したがって、保定装置や調整料などは別途発生する点には注意しましょう。（一般的に保定装置の料金は6万円、調整料は5,000円前後）
治療を行う提携クリニックの方針によって異なりますが、「3ヶ月に1度程度」と案内されています。
通院頻度としては一般的であり、基本的には治療初期段階で1ヶ月に1回、その後医師の判断で2〜3ヶ月に1回となるのが通例です。
なお、昨今では通院不要の「オンライン型」のマウスピース矯正サービスもあります。これらは自宅に送られる専用キットを使って自分で歯型を採取したり、定期診察もLINE等を使用します。
一見手間いらずに感じますが、医師が直接口の中をチェックするわけではないため、マウスピース矯正による虫歯の早期発見や治療計画のズレなどを正確に掴めない場合もあります。
手間を減らすことと、より安全で確実な治療のどちらかを重視するかは患者次第ですが、いずれにしてもマウスピース矯正を実際に受ける前に、しっかりと調べて後悔しないようにしましょう。
スマイルモア矯正が向いているのは、「前歯に関する軽度のズレを短期間・低価格で整えたい人」です。
具体的には、八重歯や軽いガタつき、すきっ歯など。こうした比較的軽度のケースであれば、前歯に範囲を絞った部分矯正でも十分満足できる可能性があります。
一方で、前歯の不正咬合の原因が全体の噛み合わせにある場合、咀嚼や発音などの機能改善を求めている場合、抜歯が必要な重度症例の場合は向いていません。
こういった適応外の症例に部分矯正を施したところで、根本的な解決に至らないことが多く、場合によっては全体矯正による再治療が必要になることもあります。
原則自由診療であるマウスピース矯正は、高額な治療費がネックになることは理解できます。しかし、だからといって目先の金額にとらわれないようにすることが肝心です。
無理に特定のサービスや矯正歯科クリニックに固執する必要はなく、別の矯正歯科クリニックにセカンドオピニオン（第二の意見）を求めることも大切です。歯は「一生もの」と言われているとおり、よく考え、ぜひ後悔のないマウスピース矯正を目指してください。
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そんな方は、新宿駅直結で通いやすい『マウスピース矯正ローコスト専門クリニック』にぜひご相談ください。
料金は業界最安水準の総額17.6万円〜、経験豊富な歯科医師による丁寧なカウンセリングで、あなたの歯並びに最適な治療方法をご提案します。
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実際にマウスピース矯正を経験した100人にアンケートを実施して、かかった費用の総額や満足度などを詳しく調査しました。
アンケート内の「矯正にかかった総費用を教えてください。」という質問に対して、最も多かった回答は「20〜40万円」（27%）と「40〜60万円」（26%）でした。
次いで「60〜80万円」（14%）、「10〜20万円」（10%）が続き、全体の平均費用は約51.8万円という結果となりました。
一方、アンケート回答で当社の「マウスピース矯正ローコスト」を実際に利用された方に絞って集計したところ、平均総額は39.4万円。全体平均と比べて、約12万円安く矯正できたという結果が得られました。
通院回数が少なく、忙しくても続けやすかったです。費用も抑えられて、結果にも満足しています
費用を抑えるために、複数の歯科医院で無料相談を受け、料金を比較しました。必要最低限の処置で済むようにしました。
見た目が自然で、歯磨きや食事が普段通りにできるのが良かった。矯正中のストレスがほとんどありませんでした。
透明で目立たず、接客業でも気にならずに装着できました。取り外しもできて衛生的で、痛みも少なかったです。
マウスピース矯正経験者のアンケートから、実際にかかった費用や口コミを紹介させていただきました。
マウスピース矯正は、選ぶブランドによって費用や満足度が大きく変わります。後悔しないためには、料金だけでなく、通院頻度・サポート体制・治療の透明性といった要素も比較することが大切です。
参考：マウスピース矯正おすすめブランド13選｜各社の料金・期間を徹底比較
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