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高校生の歯列矯正の費用はいくら?治療期間や保険適用についても解説

26.01.30

 

「周りの友達が矯正を始めた」「写真に写る自分の歯並びが気になる」

 

高校生になると、見た目への意識が高まる一方で、将来のことも考えて歯列矯正を検討する方が増えてきます。とはいえ、いざ調べ始めると一番引っかかるのは、やはり「費用はどれくらい?」「何年かかる?」「学校生活に支障は出ない?」といった現実的な部分ではないでしょうか。

 

しかも矯正は、治療法や症例によって金額の幅が大きく、通院や追加費用の有無で総額の見え方も変わります。だからこそ、最初に“だいたいの相場”と“期間の目安”、そして高校生ならではの注意点を押さえておくことが大切です。

 

この記事では、高校生の歯列矯正にかかる費用相場と治療期間をはじめ、保険適用の可否、治療法ごとの違い、学校生活に影響する可能性のある留意点まで、わかりやすく整理して解説します。

【監修医師】北原 信也
【監修医師】北原 信也日本大学松戸歯学部卒業。開業医のもとで研鑽を積み、港区で開業、港区で11年、銀座で10年の診療の後、東京八重洲に専門歯科医でのチーム診療をコンセプトとした「ノブデンタルオフィス」を開院。所属(一部):日本大学松戸歯学部 客員教授昭和大学歯学部 客員教授日本大学歯科部 講師

高校生からの歯列矯正は遅い?

 

結論から言うと、高校生からの歯列矯正は決して遅くありません。

 

むしろ高校生ならでは利点が数多くあり、治療を始める時期としては好タイミングです。具体的な理由としては、主に次のようなものが挙げられます。

 

  • 高校生は骨代謝が活発(歯が動きやすい)
  • 学割が利用できる
  • 家族割が利用できる

 

高校生は骨代謝が活発(歯が動きやすい)

高校生を含む10代は骨代謝が非常に活発であり、矯正治療に最適な時期と言えます。

 

歯の矯正は、歯に力をかけて周囲の骨を溶かし、移動先に新しい骨を作るという骨の代謝サイクルを利用して歯を動かします。ゆえに骨代謝が活発であるほど治療計画通りに歯が動きやすく、場合によっては治療期間の短縮(≒治療費の削減)に繋がる可能性もあります。

 

実際、海外の研究によれば、骨代謝は加齢とともに減少する傾向にあり、思春期の若年層は成人に比べて歯が動きやすいことが報告されています。

 

学割が利用できる

高校生であれば、多くの矯正歯科で学割(学生割引)制度を利用できます。

 

学割とはその名のとおり、学生を対象とした治療費の一部を割引するサービスのことです。割引内容は様々ですが、学生証の提示で精密検査料(1〜5万円)が無料になったり、総額から数%〜数十%割引といった内容で提供されることが一般的です。

 

社会人になってからでは使えない制度であることはもちろん、成人矯正において費用を直接的に下げるような割引制度は極めて少ないのが実情であるため、学割を活用できることはかなりの利点となります。

 

家族割が利用できる

高校生は、家族割引(ファミリー割)を使いやすい立場にもあります。

 

家族割は、家族内に同じ医院で矯正治療を受けている方(または過去に治療した方)がいる場合、新たに歯の矯正を始める家族の治療費が割引になる制度のことを指します。割引内容も様々ですが、「検査料が無料」「装置代を一律〇万円引き」などが一般的です。

 

なお、家族割を利用する際は、適用条件をよく確認する必要があります。一般的には「対象となる家族の範囲(親子や兄弟姉妹など)」「同時期に治療を開始する必要があるか」など、医院ごとにそれぞれ定められています。

 

一人暮らしの社会人よりも、家族と暮らす高校生の方が家族割を利用しやすいことは言うまでもなく、条件に合う場合は事前に医院に問い合わせ、学割との併用を含めて確認してみると良いでしょう。

高校生の歯列矯正は保険適用できる?

 

高校生の歯列矯正は、基本的に保険適用外(自由診療)です。

 

高校生に限らず、見た目改善を主目的とする一般的な矯正治療は美容医療の扱いとなり、健康保険は使えないのが原則です。ただし、例外的に保険が適用されるケースも存在します。具体的には、以下のような条件を満たす場合です。

 

 

①「別に厚生労働大臣が定める疾患」に起因した咬合異常に対する矯正歯科治療

②前歯及び小臼歯の永久歯のうち3歯以上の萌出不全に起因した咬合異常(埋伏歯開窓術を必要とするものに限る。)に対する矯正歯科治療

③顎変形症(顎離断等の手術を必要とするものに限る)の手術前・後の矯正歯科治療

 

引用:矯正歯科治療が保険診療の適用になる場合とは | 公益社団法人 日本矯正歯科学会

 

症例の詳細は割愛させていただきますが、上記はいずれも生まれつきの異常を原因とした機能障害に対する治療です。裏を返せば「歯並びをキレイにしたい」という一般的な矯正はこれらに該当しないため、保険が利かないのが現状です。

 

なお、高校生でもこれら先天疾患や顎変形症に当てはまる場合は保険適用で治療できる可能性がありますが、その場合は指定の医療機関(厚生労働大臣が認定した病院)で治療を受ける必要があります。

高校生の歯列矯正の平均費用

 

歯の矯正にかかる費用は「装置の種類(ワイヤー矯正orマウスピース矯正)」と「治療範囲(部分矯正or全体矯正)」で大きく異なります。

 

結論から言うと、日本矯正歯科学会の調べでは歯列矯正の平均総額は約80〜120万円程度とされています。これは治療費の高い難症例を含む全体的な相場ですが、矯正歯科を選ぶ際の1つの判断材料として覚えておくと良いでしょう。

 

これを踏まえた上で、以下では「ワイヤー矯正」と「マウスピース矯正」の費用相場をそれぞれ解説していきます。

 

ワイヤー矯正

 

治療方法

部分矯正

全体矯正

特徴

表側矯正

30万〜60万円

60万〜130万円

ワイヤー矯正では最も安いが、装置が非常に目立つ

裏側矯正

40万〜70万円

100万〜170万円

装置がほぼ見えない利点がある一方で、治療費が非常に高額

ハーフリンガル矯正

※対象外

65万〜135万円

表側と裏側の良いとこ取りだが、費用が高額かつ全体矯正が前提

 

1つ目の候補は、ワイヤー矯正による「表側矯正」「裏側矯正」「ハーフリンガル矯正」の3種です。

 

それぞれを簡単に説明すると「表側矯正」は歯の表側にブラケットを付けるオーソドックスな方法、「裏側矯正」は歯の裏側に装置を付けて目立たなくする方法です。「ハーフリンガル矯正」は上顎のみ裏側、下顎は表側という併用型で全体矯正で用いられる手法です(部分矯正では基本的に行いません)。

 

そして、ご覧のように部分矯正か全体矯正かで費用に大きな開きがあります。部分矯正は動かす歯が少ない分、治療期間も短くなるため費用は抑えられる一方、長期治療の全体矯正では装置の調整回数も増えるため100万円前後の予算を見込む必要があります。

 

なお、高校生は見た目を非常に気にする多感な時期でもあるため、欲を言えば裏側矯正が理想ですが、裏側矯正は高度な技術を要するため医師が限られるだけでなく、装置の製作コストや技工料(調整の度にかかる処置料)も高いため、表側より約1.5倍~2倍ほど高額になる傾向があります。

 

いずれにせよ家庭の経済状況をよく考えた上で、費用面が不安な方は契約前に「総額はいくらか」「追加費用の有無」を確認すると安心です。

 

関連記事:ワイヤー矯正の値段は平均いくら?保険適用できる症例や年齢別の費用相場

 

マウスピース矯正

 

ブランド

部分矯正

全体矯正

特徴

インビザライン

30万〜50万円

80万〜100万円

世界的に有名かつ実績のある海外ブランドだが、総じて費用が高額

マウスピース矯正ローコスト

17.6万〜33万円

55万〜66万円

国内ブランドで人気No.1だが、インビザラインの実績数には劣る

キレイライン矯正

19.8万〜46.2万円

54.89万〜

国内ブランドで人気No.2だが、インビザラインの実績数には劣る

※上記3ブランドは「マウスピース矯正体験者100人アンケート」の上位3社であり、他にも多数のブランドがあります

 

2つ目の候補は、マウスピース矯正です。

 

マウスピース矯正は透明で目立たないことから高校生を含む若年層で人気が高まっている矯正方法です。実際、あるアンケート調査ではZ世代(15〜29歳)の約59%がワイヤー矯正ではなく、マウスピース矯正を選択していることがわかっています。

 

費用面を見ると、世界的に有名な「インビザライン」はワイヤー矯正に匹敵する費用感となりますが、非常に多くの矯正歯科で取り扱われているのが特徴です。またインビザラインは認定医制度も導入しているため、インビザラインに精通している歯医者を見つけやすいのもポイントです。

 

一方、国内ブランドでは「マウスピース矯正ローコスト」「キレイライン矯正」が人気です。これらはインビザラインの知名度や実績数には劣るものの、リーズナブルな料金体系が特徴です。いずれも専門クリニックや提携クリニックでの治療となるため、お住まいの地域によっては通院が困難な場合もありますが、検討の余地は大いにあるでしょう。

 

関連記事:マウスピース矯正おすすめブランド13選|各社の料金・期間を徹底比較

高校生の歯列矯正にかかる期間

 

歯列矯正の治療期間は、歯の状態や年齢、使用する装置によって大きく変わります。

 

高校生の場合も例外ではなく、軽度の乱れなのか、大掛かりな治療が必要なのかで期間は様々です。ただし目安として、高校生の全体矯正では平均2〜3年程度を見ておくと良いでしょう。日本臨床矯正歯科医会の調べでも、ワイヤー矯正で永久歯列全体を治療する場合2〜3年かかる症例が多いと報告されています。

 

ただし、歯列矯正は歯を動かす「動的治療」の後に、リテーナーと呼ばれる装置を着用して動かした歯を安定させる「保定期間」が控えています。この保定期間を医師によって考え方が様々ですが、一般的には平均で1〜3年、中には生涯にわたって保定期間を設けた方が良いと考える歯科医もいます。

 

治療期間には個人差が大きいものの、「思ったより長い…」と感じる方もいるかもしれません。しかし安全に歯を動かすためには必要な時間ですので、焦らず取り組むことが重要です。高校生は社会人と比べて、定期通院の計画も立てやすい時期です。学校行事や受験との兼ね合いも主治医と相談しつつ、無理のないスケジュールで治療を進めましょう。

高校生の歯列矯正における注意点

 

高校生が歯列矯正を受ける際には、思春期ならではの心理や学校生活ならではの場面を考慮し、以下のポイントについて押さえておくと良いでしょう。

 

  • 装置の見た目
  • 取り扱いのしやすさ
  • 食事制限

 

装置の見た目

矯正装置の見た目は、高校生本人にとっては大きなポイントです。

 

思春期は自分の外見を非常に気にする時期であり、「装置が悪目立ちする」ことがストレスになる恐れがあります。したがって、Z世代からの支持が高いマウスピース矯正を第一候補に考える、あるいは予算に余裕がある方は裏側矯正を検討すると良いでしょう。

 

表側矯正でも追加費用はかかりますが、歯の色に近いブラケットや逆にカラフルでポップな印象にできたりと見た目への配慮が進んでいます。もし見た目への不安が強い場合は、どの程度目立つ装置なのか事前に写真などをよく見て吟味し、本人と話し合って決めるようにしましょう。

 

取り扱いのしやすさ

高校生は勉強や部活動で忙しく、矯正装置の取り扱いが煩わしく感じられる場面もあります。

 

まずワイヤー矯正に関しては、装置が固定されるため取り外しはできません。このため、特にスポーツ面では「サッカーの練習中に転倒して口の中が切れた」「剣道の面をつけるとブラケットが当たって痛い」「ボクシングなどの競技用マウスピースが付けられない」といったことに繋がる恐れがあります。

 

スポーツ以外に関しても「トランペットやクラリネット等の楽器演奏で、装置が唇や頬の裏に当たって痛い」「滑舌が悪化し、授業中に発言するのが恥ずかしい」「装置が気になって勉強に集中しづらい」といった声もあるようです。

 

一方、マウスピース矯正ならこれらの問題は概ね解決しますが、マウスピース矯正は1日20時間以上装着しなければ効果が出ない側面があります。ゆえに本人の自己管理が欠かせず、「忘れ癖がひどい」という方は最初から外さずに済むワイヤー矯正の方が向いている場合もあります。

 

食事制限

矯正期間中は食事にも多少の注意が必要です。高校生は食べ盛りな時期でもあり、好きなものを思い切り食べられないストレスも考慮しなければなりません。

 

前述のとおり、ワイヤー矯正は固定式ゆえに多くの食事制限が生まれます。煎餅やナッツ、グミ、ガム、キャラメルなど、硬い食べ物や粘着性のある食べ物は装置の破損リスクがある他、スポーツ飲料など砂糖を含む飲料は、装置の隙間に糖分が溜まって虫歯リスクが飛躍的に上がるためNGとされています。

 

逆に推奨されるものは、お粥やスープ、麺類、煮込み野菜などです。これらは栄養も摂りつつ歯への負担が少ない食べ物です。特に保護者の方は「矯正中で食べられないから…」と食事内容が偏らないよう、噛みやすい代替メニューを用意するなど、食育面での配慮も考えるようにすると良いでしょう。

 

一方、マウスピース矯正は食事の際に取り外しが可能なため、基本的に食事制限はありません。ただし、食後の歯磨きと装置の洗浄が必須事項となります。

 

マウスピース矯正は構造上、着用中は唾液の自浄作用が効かなくなります。ゆえに装置内に食べかすが残ったままだと虫歯の温床になりやすく、もし虫歯になれば矯正を中断して、虫歯治療を優先しなければならなくなります。

 

以上のように、矯正中は多少の食事制限が伴います。とはいえ「全く何も食べられない」ということではありませんし、工夫次第で好きなものを楽しむこともできます。最近はインターネット上に「矯正中でもおいしく食べられるレシピ」などの情報も豊富ですので、必要に応じて調べてみると良いでしょう。

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マウスピース矯正経験者100名にアンケート!費用相場とリアルな口コミを公開

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矯正にかかった総費用のアンケート結果グラフ

 

アンケート内の「矯正にかかった総費用を教えてください。」という質問に対して、最も多かった回答は「20〜40万円」(27%)と「40〜60万円」(26%)でした。
次いで「60〜80万円」(14%)、「10〜20万円」(10%)が続き、全体の平均費用は約51.8万円という結果となりました。

 

一方、アンケート回答で当社の「マウスピース矯正ローコスト」を実際に利用された方に絞って集計したところ、平均総額は39.4万円。全体平均と比べて、約12万円安く矯正できたという結果が得られました。

 

 
30代 会社員

通院回数が少なく、忙しくても続けやすかったです。費用も抑えられて、結果にも満足しています

矯正総額:20~40万円
 
30代 会社員

費用を抑えるために、複数の歯科医院で無料相談を受け、料金を比較しました。必要最低限の処置で済むようにしました。

矯正総額:20~40万円
 
20代 会社員

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矯正総額:20~40万円
 
30代 会社員

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矯正総額:20~40万円

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参考:マウスピース矯正おすすめブランド13選|各社の料金・期間を徹底比較

 

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