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50代で歯の矯正は後悔しやすい?デメリットや失敗しないためのポイント

26.08.11

 

一般的に20代~30代の若年層を中心に行われているイメージのある歯の矯正。

 

「50代からでも遅くないだろうか」「50代から始めて後悔することはないだろうか」と疑問や不安をお持ちではないでしょうか?

 

口元の印象改善はもちろん、人生100年時代と言われる現代において、生涯にわたって自分の歯で食事を楽しみ、健康的な生活を送るためにも歯列矯正は価値のある治療です。

 

とはいえ、知識不足から想定外のトラブルに見舞われて後悔するケースも少なからずあります。特に50代の歯列矯正は、若い世代にはない年齢特有のリスクが伴うため、歯列矯正におけるデメリットにもしっかりと目を向ける必要があります。

 

本記事では、50代で歯列矯正を受けている人の割合をはじめ、50代が後悔しやすい歯列矯正のデメリット、歯列矯正を受けるべきかの判断基準、失敗しないためのポイントについて解説していきます。

【監修医師】北原 信也
【監修医師】北原 信也日本大学松戸歯学部卒業。開業医のもとで研鑽を積み、港区で開業、港区で11年、銀座で10年の診療の後、東京八重洲に専門歯科医でのチーム診療をコンセプトとした「ノブデンタルオフィス」を開院。所属(一部):日本大学松戸歯学部 客員教授昭和大学歯学部 客員教授日本大学歯科部 講師

50代で歯列矯正を受けている人は少ない

出典:令和6年歯科疾患実態調査(図27) - 厚生労働省

 

厚生労働省の令和6年歯科疾患実態調査では、50代で歯列矯正を受けている人は少数であることがわかっています。

 

歯列矯正中の人の全国補正値は、50~54歳で約1.0%、55~59歳で約0.1%。実際の被調査者では、50~54歳が553人中3人、55~59歳が579人中1人です。

 

同じ調査における20~39歳の数値は、20~24歳が約3.4%、25~29歳が約7.6%、30~34歳が約4.0%、35~39歳が約0.7%です。これら4つの年齢階級の中央値は約3.7%となり、50代の治療中の割合が全体的に見ても低いことがわかります。

 

とはいえ、少数派でも50代で歯列矯正を受けている人がいることもまた事実。50代の治療できるかどうかは、歯を支える骨や歯肉、歯根、虫歯、被せ物などの状態を総合して判断するのが一般的です。

 

もっとも若年層と比べて、50代では主に歯周組織の状態を問われるケースが多いため、年代特有のデメリットを把握してから治療に臨むことが大切です。

 

治療のリスクや適応範囲も
\  丁寧に説明します  /

 

50代が後悔しやすい歯列矯正のデメリット

 

50代が後悔しやすい歯列矯正のデメリットは、主に次のとおりです。

 

  • 長期治療になりやすい
  • 歯肉退縮が進む
  • 歯同士の隙間が大きくなる
  • 老け顔になる
  • 歯がグラグラになる
  • 便宜抜歯で天然歯を失う

 

長期治療になりやすい

50代の歯列矯正は、若い人より治療が長引く可能性があります。

 

歯列矯正は、歯に適切な圧力をかけることで、歯槽骨が“吸収と再生”を繰り返す「骨代謝」のメカニズムを利用して歯を少しずつ動かします。

 

しかし、この骨代謝のサイクルは加齢に伴って落ちる傾向があり、50代の場合は若年層より歯の移動が遅くなるのが一般的であるため、治療期間も長期化しやすい性質があります。

 

参考:The age-related effects on orthodontic tooth movement and the surrounding periodontal environment - PMC

 

歯肉退縮が進む

歯列矯正によって、歯肉退縮(歯茎下がり)が進み、目立つことがあります。

 

主な原因は、過剰な力による矯正です。歯に強い圧力をかけると歯槽骨が吸収されすぎてしまい、再生が追いつかず骨の厚みが減少。これがきっかけで歯肉退縮が進むことがあります。

 

ただし、歯肉退縮は矯正のみならず、もともとの歯肉の薄さ、歯を支える骨の厚み、歯周病、強すぎる歯磨きなども関係します。50代は若年層に比べて、歯周組織のトラブルを抱えているケースも多く、相対的に歯肉退縮が進む可能性が高いと言えます。

 

実際、歯の矯正後の経過を調べた研究では、歯肉退縮は時間の経過とともに増え、若い患者より年齢が高い患者で多く確認されています。

 

特に50代では治療前から歯肉が下がっていることも多いため、歯並びだけでなく、歯肉の厚みや歯槽骨の状態まで検査してもらうことが大切です。

 

参考:Development of labial gingival recessions in orthodontically treated patients - PubMed

 

歯同士の隙間が大きくなる

重なっていた歯をきれいに並べると、歯と歯の間に三角形の隙間が現れることがあります。

 

医学用語では「ブラックトライアングル」と呼び、歯と歯の間の歯茎(歯間乳頭)が減ることで、黒い三角形の隙間が見えるような状態のことを指します。

 

ブラックトライアングルができると、食べ物が詰まりやすくなる他、歯が長く見えることから見た目に不満を感じる原因になりやすい性質があります。

 

なお、こちらも研究によって年齢、治療期間、歯列状態などとの関連が確認されており、特に歯周病によって歯槽骨が下がっている人や、歯冠が三角形に近い人は注意が必要です。

 

参考:Incidence of Gingival Black Triangles following Treatment with Fixed Orthodontic Appliance: A Systematic Review - PMC

 

老け顔になる

歯列が整うことで、老け顔の印象が強まるケースもあります。

 

例えば、突き出た前歯を治したことで口元が引っ込み、ほうれい線が以前よりも目立つ、嚙み合わせの改善によって余計な筋力が使われなくなり(筋肉量が減り)頬がこけるなどが、その代表例です。

 

ただし、これらは50代に限った話ではなく、どの年齢層でも発生する可能性のある現象であるため、歯列矯正とは別に、顔の筋力トレーニングや食生活の見直しなどのアプローチが別途必要になります。

 

歯がグラグラになる

歯周病があるまま歯列矯正を始めると、歯のグラつきが強まる恐れがあります。

 

歯周病は歯を支える歯槽骨が減っている状態であり、その歯槽骨に矯正でさらに負荷をかけてしまうと、最悪の場合は歯を残すことが難しくなることも否定できません。

 

なお、初期段階の歯周病は自覚症状がほぼないことが一般的であるため、これまでに歯周病と診断されたことがない方に関しても、矯正前にしっかりチェックしてもらうことが大切です。

 

便宜抜歯で天然歯を失う

歯をきれいに並べるためのスペースが不足している場合、便宜抜歯で天然歯を失う可能性もあります。

 

特に50代は、歯周病や虫歯などの口内トラブルが増えやすく、「老後も自分の歯で噛み続けたい」という意識が強まる年代でもあります。それゆえに、医師に言われるがまま便宜抜歯を行うと「健康な歯を残せなかったのか」と後悔に繋がる恐れもあります。

 

とはいえ、必ずしも抜歯を避けることが最適解になるわけではありません。非抜歯だとどのような仕上がりになるのか、どのようなリスクが予想されるのか、治療前に必ず確認して治療方針を決めるのが後悔を避ける上でも重要なポイントです。

50代が歯列矯正を受けるべきかの判断基準

 

結局のところ、50代は歯列矯正を受けても大丈夫なのか、避けるべきなのか?

 

前述のデメリットも踏まえて、50代が歯列矯正を受けるべきかの判断基準は次のとおりです。

 

  • 健康的な歯の土台があるか
  • 審美的なリスクを許容できるか
  • 治療に協力できる状態か

 

健康的な歯の土台があるか

歯列矯正は、歯を支える歯肉や歯槽骨が安定していることが大前提です。

 

前述のとおり、歯列矯正は歯槽骨の吸収と再生を利用して歯を動かします。そのため、歯周病で歯槽骨が減っていたり、歯肉に炎症がある場合は歯列矯正そのものが歯の健康リスクに繋がってしまいます。

 

治療前には、歯周ポケットの深さや歯肉からの出血、歯のグラつき、歯槽骨や歯根の状態などをしっかり調べてもらいましょう。さらに神経を取った歯、被せ物、ブリッジ、インプラントがある場合は、それらを含めて歯をどのように動かすのかも確認が必要です。

 

審美的なリスクを許容できるか

歯列矯正を受ける以上、一定の審美的なリスク(見た目上のリスク)を許容する必要があります。

 

50代の歯列矯正では、前述した歯肉退縮やブラックトライアングル、口元の印象の変化などにより、歯並びは改善しても仕上がりが想像と異なる場合があります。

 

特に、美容目的で歯列矯正を望んでいるケースほど、「きれいになると思っていたのに、別の部分が気になるようになった」と後悔する可能性が高まります。

 

そのため、治療前には歯並びの完成イメージだけでなく、歯肉や口元にどのような変化が生じる可能性があるのか、見た目の変化を抑えられる方法はないかも確認すると良いでしょう。

 

治療に協力できる状態か

ご自身が治療に協力できる状態であるかも重要です。

 

定期的な通院や毎日の歯磨きに加え、マウスピース矯正では指定された装着時間の厳守、ワイヤー矯正では顎間ゴムなどの使用が必要になる場合があります。

 

装置を正しく使用できない、予約を何度も変更して定期通院が滞る、口腔内の清掃が不十分といった状態が続くと、治療計画に狂いが生じて長期治療になったり、追加費用が発生する恐れもあります。

 

仕事の都合、家族の介護、持病の通院などを含め、数年間にわたり歯の矯正を受けられる状態であるかしっかり判断した上で治療に臨みましょう。

50代が歯列矯正で失敗しないためのポイント

 

50代が歯列矯正で失敗しないためのポイントは、次のとおりです。

 

  • 歯周病の方は歯周病治療を優先する
  • 歯の矯正は矯正歯科で受ける
  • 負担の少ない矯正装置を選ぶ
  • 通いやすい矯正歯科を選ぶ
  • 非抜歯矯正を行っている矯正歯科を選ぶ

 

歯周病の方は歯周病治療を優先する

歯周病がある方は、歯列矯正を始める前に歯周病の治療を優先しましょう。

 

直近で治療した方についても注意が必要であり、出血や腫れが改善していても、歯槽骨の減少や深い歯周ポケットが残っている場合があるため、見た目だけで治ったと判断するのは適切ではありません。

 

また矯正を始めた後も歯周病が再発する可能性もあります。特に装置周囲は汚れが残りやすく、炎症が起こりやすいため、自宅での歯磨きに加えて、歯科医院で歯周ポケットや出血の状態を定期的に確認してもらう必要があります。

 

歯の矯正は矯正歯科で受ける

歯の矯正は、歯列矯正を専門的に扱う「矯正歯科」で受けましょう。

 

50代は歯周病のみならず、被せ物や神経を取った歯、欠損歯、インプラントなどを考慮して治療計画を立てるケースがあります。このようなケースは各問題に対して適宜アプローチが必要になるため、症例実績が豊富に持っている矯正歯科の安全に治療を進めることができます。

 

実際に矯正歯科を探す際には、50代患者の症例数はどれくらいあるか、ご自身と同じような状態の症例数はどれくらいあるのかを確認するのがおすすめです。

 

負担の少ない矯正装置を選ぶ

症例にもよりますが、50代の歯列矯正には心身の負担が少ないマウスピース矯正がおすすめです。

 

従来のワイヤー矯正は幅広い症例に対応できる一方、固定式かつその複雑な形状から歯磨きをしても食べカスが残りやすく、特に50代では虫歯や歯周病のリスクが懸念されます。

 

対して、マウスピース矯正は取り外す可能で口腔内を清潔に保ちやすく、装置の痛みもワイヤー矯正に比べて控えめであるのが特徴です。

 

必ずしもマウスピース矯正が適用されるわけではありませんが、50代は長期治療になりやすい側面もあるため、ストレスの少ない装置選びも満足度に影響するでしょう。

 

通いやすい矯正歯科を選ぶ

治療を途中で中断しないためにも、自宅や職場から無理なく通える矯正歯科を選びましょう。

 

歯列矯正では、歯の動きや歯肉状態を随時確認しながら、装置の調整やマウスピースの交換を進めます。通院間隔が空くと計画どおりに治療を進められないだけでなく、装置の不具合や口内トラブルへの対応が遅れる可能性があります。

 

診療時間や休診日だけでなく、予約の取りやすさ、担当医の診療日、装置が外れた場合の急患対応なども確認してください。転勤や引っ越しの可能性がある場合は、転院時の治療資料の提供や費用の精算方法についても聞いておくと安心です。

 

非抜歯矯正を行っている矯正歯科を選ぶ

天然歯を残したい方は、非抜歯矯正を行っている矯正歯科を選ぶと良いでしょう。

 

歯を並べるスペースが不足していても、歯列の幅を調整する、奥歯を後ろへ動かす、歯の側面を少量削るなどの方法で、抜歯を避けられる場合があります。

 

ただし、これらが実際にできるかは、必要なスペースの量、顎の大きさ、歯肉・歯槽骨の状態、改善したい口元などによって異なります。特に50代が非抜歯にこだわって歯列を無理に外側へ広げると、歯槽骨の範囲を超えて歯が移動し、歯肉退縮などの問題に繋がる可能性も懸念されます。

 

非抜歯矯正にも限界があるため、理想は抜歯・非抜歯の両方について、仕上がりや口元への影響、歯周組織への負担、治療期間を比較してくれる歯科医院を選ぶことが重要です。

歯列矯正のことは『マウスピース矯正ローコスト』にご相談ください

 

きれいな歯並びに憧れるけれど、「費用が高い」「通院が大変」「矯正が目立つのが不安」と感じていませんか?

 

そんな方は、駅直結で通いやすい『矯正歯科クリニック新宿駅前歯科』『矯正歯科クリニック池袋駅前歯科』(マウスピース矯正ローコスト専門クリニック)にぜひご相談ください。

 

料金は定額制となっており、部分矯正で17.6万円〜66万円(マウスピース矯正ローコスト)、全体矯正は88万円(インビザライン)で追加料金はなし。さらに様々なキャンペーンや特典、ミニッシュによる治療も現在展開中。

 

当院では、専門スタッフによる丁寧なサポート体制をご用意しています。「医師に言われるがままに治療を進めるのも不安」「いろんな治療方法をしっかり相談・吟味した上で、自分に一番合うプランで治療をしたい」そんな方はぜひお気軽にご相談ください。

 

新宿駅直結の専門クリニックの詳細はこちら

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マウスピース矯正経験者100名にアンケート!費用相場とリアルな口コミを公開

実際にマウスピース矯正を経験した100人にアンケートを実施して、かかった費用の総額や満足度などを詳しく調査しました。

 

矯正にかかった総費用のアンケート結果グラフ

 

アンケート内の「矯正にかかった総費用を教えてください。」という質問に対して、最も多かった回答は「20〜40万円」(27%)と「40〜60万円」(26%)でした。
次いで「60〜80万円」(14%)、「10〜20万円」(10%)が続き、全体の平均費用は約51.8万円という結果となりました。

 

一方、アンケート回答で当社の「マウスピース矯正ローコスト」を実際に利用された方に絞って集計したところ、平均総額は39.4万円。全体平均と比べて、約12万円安く矯正できたという結果が得られました。

 

 
30代 会社員

通院回数が少なく、忙しくても続けやすかったです。費用も抑えられて、結果にも満足しています

矯正総額:20~40万円
 
30代 会社員

費用を抑えるために、複数の歯科医院で無料相談を受け、料金を比較しました。必要最低限の処置で済むようにしました。

矯正総額:20~40万円
 
20代 会社員

見た目が自然で、歯磨きや食事が普段通りにできるのが良かった。矯正中のストレスがほとんどありませんでした。

矯正総額:20~40万円
 
30代 会社員

透明で目立たず、接客業でも気にならずに装着できました。取り外しもできて衛生的で、痛みも少なかったです。

矯正総額:20~40万円

マウスピース矯正経験者のアンケートから、実際にかかった費用や口コミを紹介させていただきました。

 

マウスピース矯正は、選ぶブランドによって費用や満足度が大きく変わります。後悔しないためには、料金だけでなく、通院頻度・サポート体制・治療の透明性といった要素も比較することが大切です。
参考:マウスピース矯正おすすめブランド13選|各社の料金・期間を徹底比較

 

お悩みや疑問がある方は、ぜひ新宿駅直結の専門クリニックにてお気軽にご相談ください。

 

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