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歯の治療「ブラックフィルム」とは?メリット・デメリットや費用を解説

26.07.14

 

SNSやインフルエンサーを中心に話題となっているブラックフィルム。

 

興味はあるものの「治療後に後悔したりしないか」「値段に見合う治療なのか」「デメリットもあるのではないか」と不安に感じていませんか?

 

この記事では、ブラックフィルムの特徴やメリット・デメリット、治療後に後悔しないための考え方を解説します。見た目の変化だけで判断せず、自分に合う治療かどうかを考える参考にしてください。

【監修医師】北原 信也
【監修医師】北原 信也日本大学松戸歯学部卒業。開業医のもとで研鑽を積み、港区で開業、港区で11年、銀座で10年の診療の後、東京八重洲に専門歯科医でのチーム診療をコンセプトとした「ノブデンタルオフィス」を開院。所属(一部):日本大学松戸歯学部 客員教授昭和大学歯学部 客員教授日本大学歯科部 講師

韓国発の歯の治療「ブラックフィルム」とは?

 

出典:의료진 소개 — 2D Dental Clinic – 무삭제라미네이트

 

ブラックフィルムは、韓国の歯科医院「2D Dental Clinic」から広まった前歯の見た目を整える審美歯科治療です。

 

医学的には「ノンプレップベニア(歯を削らないラミネートベニア)」に分類される治療であり、歯の表面に0.1mm以下のセラミックを貼って、色・形・大きさ・表面の質感を調整するのが特徴です。

 

2D Dental Clinicは、2016年から前歯のノンプレップベニア治療を行っており、ブラックフィルムの開発者であるキム・ヒョンモ代表院長を中心に、前歯の見た目に特化した治療体制を整えています。

 

日本へは2025年4月に上陸し、国内でも治療を受けられるようになっていますが、症例数や担当医の経験、治療後のメンテナンス体制まで確認することが大切です。

ブラックフィルムのメリット

 

ブラックフィルムのメリットは、主に次のとおりです。

 

  • 短期間で口元の印象を変えられる
  • 歯を削る量が少なく済む
  • 自分の歯に馴染みやすい

 

短期間で口元の印象を変えられる

ブラックフィルムは、歯の色、表面のムラ、前歯の小さなすき間、歯の先端の形といった悩みを、短期間で治療できるのが最大のメリットです。

 

対照的な治療方法として挙げられるのが歯列矯正であり、こちらは少しずつ歯を動かす必要があるため、最短でも3ヶ月、平均では1〜2年前後かかります。

 

対して、ブラックフィルムはセラミックを歯の表面に貼り付ける治療となるため、施術自体は1日で終わるのが特徴。治療全体としては、カウンセリング・検査に1〜2週間、ブラックフィルムの製作期間に2〜3週間、トータルで1ヶ月前後かかりますが、それでも歯列矯正に比べて短期治療が可能です。

 

ただし、実際の期間は、医院の体制や歯の状態によって変わります。イベント前に検討する場合は、診断・型取り・製作・装着までの期間を早めに確認しておきましょう。

 

歯を削る量が少なく済む

ブラックフィルムは、一般的なラミネートベニアよりも歯を削る量を抑えやすい治療です。

 

一般的なラミネートベニアは、貼り付けるセラミックの厚みに合わせて、歯の表面を0.3〜0.7mm程度削る場合があります。一方、ブラックフィルムは0.1mm以下の極薄フィルムを使うため、歯をほとんど削らずに装着できる場合があります。

 

歯を削らずに済むことは非常に重要なことであり、将来的に別の治療が必要になった時の選択肢にも影響します。例えば、虫歯や破損で再治療が必要になった場合、歯を削った量が多いとより厚みのあるラミネートベニアやクラウンを選ばざるを得ないこともあります。

 

ただし、注意したいのが「削らない」と言われる治療でも、全ての人に該当するわけではないということです。歯の凹凸、傾き、噛み合わせによっては、軽く歯を削るケースもあります。ゆえに治療前には、削る可能性があるか、削る場合はどの歯をどの程度調整するのかまで確認しておきましょう。

 

自分の歯に馴染みやすい

ブラックフィルムは、薄く透明感のあるフィルムを使うため、元の歯の色や質感を活かしながら、表面のムラや形を整えられます。

 

完璧な白さを求めるのも1つですが、隣の歯との色の差をはじめ、歯の厚み、歯の先端の形、笑った時の見え方が合っていないと、不自然な仕上がりになってしまうことがあります。

 

その点、ブラックフィルムは顔・歯茎・歯の質感など29項目を踏まえて設計するため、その人に調和したデザインになるのが特徴です。特に少し明るく清潔感のある印象にしたい人に向いているでしょう。

 

一方で、元の歯の色が強く影響する側面も持っています。強い変色を隠したい人や、周囲の歯より大幅に白くしたい人は、希望する色にするために治療本数が増える可能性もあります。自然さを優先するのか、白さを優先するのかは、カウンセリングで事前にすり合わせましょう。

ブラックフィルムのデメリット

 

続いて、ブラックフィルムのデメリットは次のとおりです。

 

  • 値段が非常に高い
  • 欠け・割れ・剥がれ・変色のリスクがある
  • 適応症例が限られる

 

値段が非常に高い

ブラックフィルムは、1本あたりの費用が非常に高い治療です。

 

一般的なラミネートベニアが1本あたり8万〜10万円程度であるのに対し、ブラックフィルムは1本あたり25万円程度が目安になります。

 

1本のみの治療というケースは珍しく、基本的には複数本を同時に治療する方が大半かと思いますが、複数本になれば費用もかさみます。単純計算で4本で100万円、6本で150万円、8本で200万円と非常に高額な予算が必要になります。

 

当然ながら、美容目的の治療になるため健康保険は適用外。またブラックフィルム本体の値段だけでなく、診断料、仮歯の有無、欠けた場合の再治療費、定期メンテナンス費も別途かかるため、確認しないと想定より費用が膨らむ可能性があります。

 

欠け・割れ・剥がれ・変色のリスクがある

ブラックフィルムは極薄であるがゆえに、欠ける・割れる・剥がれる・色が変わるといったリスクがあります。特に、歯ぎしりや食いしばりが強い人、硬いものを前歯で噛む癖がある人は注意が必要です。

 

一般的な厚みのあるラミネートベニアでも何かしらの拍子で取れてしまうことがあり、ブラックフィルムも取れてしまった場合は再治療が必要になります。

 

この際、剥がれただけでブラックフィルムを再利用できる場合は再接着で済む可能性もありますが、欠けたり割れたりしている場合は作り直しが必要になります。

 

当然ながら、後者の場合は再び高額な治療費が必要になるため、治療前にご自身のライフスタイルや癖とよく照らし合わせることも重要です。

 

適応症例が限られる

ブラックフィルムは、全ての歯の悩みに向いている治療ではありません。

 

向いているのは、歯の色や形、表面のムラ、前歯の小さなすき間、歯の大きさのバランスなど、見える部分を整えたいケース。逆に、歯の位置が大きくズレている場合、噛み合わせに問題がある場合、歯ぎしりや食いしばりが強い場合、虫歯や歯周病がある場合は不向きと言えます。

 

適応を見誤ると、仕上がりが不自然になるだけでなく、欠けや剥がれの原因にもなる恐れがあります。特に嚙み合わせに問題があり、一部に過度な力が集中するような歯列の場合、その部分のブラックフィルムが短命に終わる可能性があります。

 

ゆえにカウンセリングの際は、必ずご自身の嚙み合わせ状態を踏まえた上で「ブラックフィルムでどこまで変えられるか」を確認するようにしてください。

 

月々3,000円〜
\ 料金プランをチェック /

治療後に後悔しないためのポイント

 

SNSやインフルエンサーを中心に話題のブラックフィルムですが、口コミだけで「良い」と判断せず、ご自身のケースを冷静に考えて決めるようにしましょう。

 

ここでは下記、ブラックフィルムの治療後に後悔しないためのポイントを解説します。

 

  • 歯列矯正との優先度をよく考える
  • 類似する治療も踏まえて吟味する
  • 実績豊富な医院・医師のもとで治療を受ける

 

歯列矯正との優先度をよく考える

歯並びに悩みがある人は、歯列矯正との優先度をよく考える必要があります。

 

ブラックフィルムの費用は、歯列矯正における全体矯正(全ての歯を整える治療)に匹敵する金額になりがちですが、ブラックフィルム自体で歯列矯正をすることはできません。

 

また先にブラックフィルムを装着すると、後から歯列矯正をしようにもフィルムが矯正装置に干渉する恐れがあります。結果として、歯列矯正の治療範囲が制限される可能性が高く、嚙み合わせの改善といった本質的な治療を受けられなくなることが予想されます。

 

したがって、歯並びへの不満が少しでもある人は、歯列矯正に関する相談も踏まえた上で治療の順番を決めましょう。

 

類似する治療も踏まえて吟味する

ブラックフィルムと類似する治療も比較してから決めることが大切です。例えば、代表的なものとして「ミニッシュ」が挙げられます。

 

ミニッシュも歯の表面に極薄フィルムを貼り、歯の色や形を整える韓国発の治療ですが、費用は1本あたり15万円と、ブラックフィルムよりも10万円ほど安く検討できます。

 

もちろん、ブラックフィルムの自然な透明感が合う人もいれば、費用や治療範囲を考えてミニッシュの方が合う人もいます。その他にも「ゼロネイト」と呼ばれる同種の治療もあります。

 

総じて、現時点では「ノンプレップベニア」に分類される治療は複数の選択肢がある状況です。ゆえにブラックフィルムに決め打ちせずに、幅広く選択肢を吟味した上で決めるようにしましょう。

 

関連記事:ミニッシュとは?値段やデメリットを治療した芸能人を紹介

 

実績豊富な医院・医師のもとで治療を受ける

どの治療方法を選ぶにせよ、一番重要なのは実績豊富な医院・医師のもとで治療を受けることです。

 

特に前歯の治療は、わずかな色の差や厚みの違いでも印象が変わります。笑った時の歯の見え方、歯茎との境目、隣の歯との色の差、噛んだ時の当たり方には個人差があり、一人一人デザインは異なるものになります。

 

医院・医師を選ぶ際は、症例数をはじめ、自分の悩みに近い症例があるか、ブラックフィルムに固執せず、ご自身にとって最適な治療プランを包括的に提案してくれるかをぜひ確認擦るようにしてください。

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マウスピース矯正経験者100名にアンケート!費用相場とリアルな口コミを公開

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矯正にかかった総費用のアンケート結果グラフ

 

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次いで「60〜80万円」(14%)、「10〜20万円」(10%)が続き、全体の平均費用は約51.8万円という結果となりました。

 

一方、アンケート回答で当社の「マウスピース矯正ローコスト」を実際に利用された方に絞って集計したところ、平均総額は39.4万円。全体平均と比べて、約12万円安く矯正できたという結果が得られました。

 

 
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マウスピース矯正は、選ぶブランドによって費用や満足度が大きく変わります。後悔しないためには、料金だけでなく、通院頻度・サポート体制・治療の透明性といった要素も比較することが大切です。
参考:マウスピース矯正おすすめブランド13選|各社の料金・期間を徹底比較

 

お悩みや疑問がある方は、ぜひ新宿駅直結の専門クリニックにてお気軽にご相談ください。

 

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